ペットボトルロケットにはいろいろな作り方があるようですが、
下記の方針で設計してみました。
- 安全面を考慮し、先端はクッション性のあるものを採用する。
- 噴射口部分は空気漏れなどの処理が難しいので既製品を購入する。
- ハネの部分もペットボトルで作る方法があるようだが、難しいので平面のプラ板を使う。
他のサイトで見た物にはヘッド部分に紙を使っていたり、中にはペットボトルのふたがそのまま使われている物もありました。
かなりの高さから落下するので万が一直撃したときにも怪我が少ないようにクッションをつけることにはこだわりました。
またイベント時に難しすぎる行程は時間がかかりすぎるため、
既製品や作りやすい素材を使う事にしました。
↓簡単な設計図です。
ヘッドの作成
まずヘッドの部分を作成します。ペットボトルには同じような形の1.5ℓ炭酸が入っていたものを使用します。
ハネはプラバンを使うので、ペットボトルは3つ必要です。
下記のように切り取ります。
ヘッドに取り付けるゴムボールを
切り取った所にはめ込みます。
タンクはほとんどペットボトルそのまま
次にタンクを作ります。水を写真のような感じにいれて線を書きます。
この線がロケット噴射時に入れる水の量のガイドになります。
ハネとスカート
次にハネを作ります。100円ショップで固めのクリアファイルを買ってきて利用しました。
厚みは0.5か0.4mmぐらいだと思いますが、手で折り曲げられる程度に弱く、立ててもへなっとならないくらい強い感じです。
この形を4つ作ります。型はこちらからPDFをダウンロードください。
真ん中を”やまおり”。”のりしろ”部分を”たにおり”にします。
最後にスカート部分のペットボトルを切ります。
長さは10cmくらいです。
結合!
ハネは両面テープをビッチリ張ってくっつけ、
ビニールテープでスカートに張り合わせます。
ハネの尖った部分にもビニールテープで補強してください。
完成!
ヘッド、タンク、スカートを両面テープで張り合わせ、
クッション部分も両面テープで補強したら完成です。
噴射口はペットボトルクラフト協会の既製品を使っています。
「ペットボトルロケット 噴射口」で検索するといくつか表示されます。
私が購入したときは420円(高い!)でした。
実際に作ってみた感想
材料費などを考慮するとロケットだけでもそこそこお金使います。
発射台の作成はそれなりに大変です。
手っ取り早くペットボトルロケットを楽しみたいなという方は、
材料などがすべて入っているキットがいくつか売っていますのでそれを使うのも手です。
自分で作れば安く済みますし、それ自体が楽しく、勉強にもなります。
私の場合は一度キットを買って研究し、
それを元に自作を試みました。
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[…] ペットボトルロケットの作り方は 当ホームページの「パパの道具箱」に追加しましたので ぜひ参考にしてください。 […]