災害時パパ・ママ同士が一致団結して子供達を守るため
親同士が仲良くなり、互いに情報交換や協力ができるような関係が作れるよう
横浜パパ会がそのキッカケとなればと思っております。
遊びだけでなく、真面目なことも共有していきたい思うのですが、
今回の投稿では、私の専門である情報・通信の分野について
防災時に有効な3つのウェブサービスをオススメさせていただきます。
こういうことが得意な人にとっては常識かもしれませんが
そんな人は読み飛ばしてください。。
苦手な方のためにもなるべく説明しますので、
ぜひ子供のためと思い読んでいただけると幸いです。
- Skype(スカイプ)を使えるようにしておく
- Gmailを使えるようにしておく
- ツイッターを使えるようにしておく
その1:Skype(スカイプ)を使えるようにしておく
スカイプでの通話は別の通信網(インターネット回線)を使うので
通常の電話回線がパンクしてもつながる可能性が高いです。
会社にいらっしゃる方はパソコンで通話できます。
スマートフォン+Wifi(インターネットにつなげるための無線)でも通話できます。
パソコンもスマートフォンもないぞという方も
だれかのを借りて通話することができます。
ですがそうするにはあらかじめ登録し、
その情報を連絡を取りたい人同士で交換しておかないといけません。
重要なのはSkypeにとりあえず登録して、家族でつながるようにしてことです。
※スカイプは基本的に無料ですが、携帯電話会社によってはスカイプを使うことが有料になるケースがあるようです。
※スカイプ以外にも同様のサービスを行っているアプリケーションはあります。
その2:Gmailを使えるようにしておく
現在、だれかの携帯電話やパソコンを借りて
自分のメールを見ることができないのであれば、
とりあえずGmailに登録して、どこでも見れるようにしておくことをオススメします。
東日本大震災時、各地で起こったことは
「保育園に電話をかけてもつながらない」
「保育園がメール送信してから受信するまでに3時間かかった」
という事でした。
電話をかけてもつながらないのは、
そもそも電話回線がパンク状態だったのに加え、
混乱の中、子供達を守る保育士が沢山の電話に対応できるはずもないからです。
また、メール受信までに時間がかかったのは、
携帯電話会社のサーバーがパンク状態になったからと思われます。
園や学校によっては災害時にメールが送られてくる
システムを導入されているところもありますが、
これに登録しているメールアドレスを何にするかは非常に重要です。
Gmailであれば安心とは言い切れませんが、
携帯電話のものにしているのだとしたら、
とても高い確率で受信するまでに時間がかかることが予想できます。
メールアドレスが複数登録できるのであれば、
ひとつを携帯電話のメールアドレスにし、
もうひとつをGmailなどのメールアドレスにし、
祖父母や兄弟、会社や携帯電話のメールアドレスに転送設定しておくとよいと思います。
そういう私もまだ、妻の携帯電話だけになっているので、
今度変えてもらってきます。。
その3:ツイッターを使えるようにしておく
東日本大震災時に「ツイッターが情報収集に有効だった」
「デマなどの混乱もあった」など報道で知っている方もいるかと思います。
ツイッターで心配なのはデマなどによる混乱ですが、
信頼できる方面からの投稿であれば、やはり信頼できます。
電話やメールができなくても、ツイッターに自分の状況を書き込むことさえできれば
家族に伝えることができるのはもちろん、近くにいる人に助けを求めることもできるかもしれません。
また、ツイッターでは「ライフラインアカウント」というサービスがあり、
郵便番号を入力することで近隣の公共施設などが発信している情報を取得できます。
普段ツイッターでつぶやくなんでしませんという方も、
やはりとりあえずツイッターに登録しておくことをオススメします。
最後に
今回の投稿でよく分からないけど大事だなと感じてくださった方は
やり方について手助けできますのでいつでも聞いてください。
ウェブサービスのアキレス腱は電力なので従来の備えもあわせてしておく必要があります。
東日本大震災のときに使えたものとして他にUSTREAMがあります。
テレビニュースが見れました。
災害時に園や学校がツイッターを用いて状況を発信する準備がないのであれば、
それをお願いしてみるのもいいと思います。
※息子の通う保育園ではメールだけなので、
ちょっとお願いしてみようかと思います。
1件の返信
[…] 以前災害についての記事を書いた事がありますが、家族を守るため、ITを活用しましょう。 […]